こんにちは。
今回は、CoCo壱番屋を展開する**壱番屋(7630)**について考えてみたいと思います。
私は壱番屋の株をNISAで100株、1株1,127円で購入しています。
最近、壱番屋の株価が大きく動いています。
一時は1,000円を大きく超えるところまで上昇しましたが、その後は少し落ち着き、今日の株価は1,105円でした。
「なぜ壱番屋の株価が上がったの?」
「TOBって何?」
「非公開化されると株主はどうなるの?」
「100株持っているけど、今売ったほうがいい?」
今回は、このあたりを整理してみます。
🍛 壱番屋ってどんな会社?
壱番屋といえば、やはりカレーハウスCoCo壱番屋です。
全国に店舗を展開し、海外にも進出しています。
「カレーを食べるならCoCo壱番屋」という人も多く、外食企業の中でも非常に知名度の高いブランドを持っています。
また、ハウス食品グループが壱番屋の株式を約51%保有しており、ハウス食品グループの連結子会社となっています。
株主優待もあり、100株保有すると年間2,000円分の優待券を受け取ることができます。
そのため、壱番屋は私にとって「高配当株」というよりも、優待を楽しみながら長期保有する銘柄という位置づけです。
📈 なぜ壱番屋の株価が上がったのか?
今回の株価上昇で注目されたのが、
「ハウス食品グループが壱番屋の売却を検討している」
という報道です。
ハウス食品グループは壱番屋の大株主なので、もし株式を売却することになれば、壱番屋の株主構成が大きく変わる可能性があります。
さらに、投資ファンドなどが買収に関心を示していると報じられたことで、
「壱番屋がTOBされるのでは?」
「その場合、現在の株価より高い価格で買い取られるのでは?」
という期待が市場に広がりました。
これが株価上昇の大きな理由です。
💰 TOBとは?
TOBとは、
「株式公開買い付け」
のことです。
簡単にいうと、
「壱番屋の株を、1株○○円で買います」
と買収する側が株主に対して公開して、株式を買い集める仕組みです。
例えば、壱番屋の株価が1,100円だったとして、
TOB価格1,500円
が発表されたとします。
すると、
「市場では1,100円だけど、買収側は1,500円で買ってくれる」
ということになります。
そのため、TOB価格が高ければ高いほど、既存株主にとっては大きな利益になります。
🏢 非公開化とは?
では、「非公開化」とは何なのでしょうか。
簡単にいうと、
上場を廃止して、証券取引所で株式を売買できなくすること
です。
例えば投資ファンドなどが壱番屋を買収し、最終的に会社を完全子会社化するとします。
その場合、
TOB
↓
株式を大量取得
↓
株主を整理
↓
上場廃止
↓
非公開化
という流れになることがあります。
ここで重要なのは、
非公開化=株が紙くずになる
というわけではないことです。
非公開化の過程では、既存株主から株式を買い取るための手続きが行われます。
そのため、TOB価格などの条件が決まっていれば、その価格を基準に株主が現金化されるケースがあります。
🤔 TOBで売るのと、非公開化まで持つのはどちらがお得?
ここは少しややこしいところです。
基本的には、
TOBで売却する
か、
TOBに応募せず、その後の非公開化手続きまで保有する
かの違いです。
TOBが成立して非公開化まで進んだ場合、最終的に株主へ支払われる金額はTOB価格と同等になるケースがあります。
そのため、
「非公開化まで持っていれば、TOB価格よりさらに高くなる」
とは限りません。
むしろ、正式なTOB価格が発表された後は、
その価格でTOBに応募して売却する
という選択肢が基本になります。
💴 私の壱番屋100株はどうなる?
ここからは、私自身の保有状況で考えてみます。
私は壱番屋を、
1,127円×100株=112,700円
で購入しています。
そして今日の株価は、
1,105円
です。
そのため現在の評価額は、
1,105円×100株=110,500円
となります。
取得額との差は、
▲2,200円
です。
つまり、現在売却すると約2,200円の損失になります。
📊 TOB価格別にシミュレーションしてみた
では、TOB価格がいくらになったら、どのくらい利益が出るのでしょうか。
| 売却価格 | 100株の受取額 | 取得額との差 |
|---|---|---|
| 1,105円 | 110,500円 | ▲2,200円 |
| 1,200円 | 120,000円 | +7,300円 |
| 1,300円 | 130,000円 | +17,300円 |
| 1,400円 | 140,000円 | +27,300円 |
| 1,500円 | 150,000円 | +37,300円 |
| 1,600円 | 160,000円 | +47,300円 |
| 1,700円 | 170,000円 | +57,300円 |
| 2,000円 | 200,000円 | +87,300円 |
※税金・手数料は考慮していません。
🟢 NISAで保有していることもポイント
今回、私が壱番屋を保有しているのはNISA口座です。
NISAでは、通常の株式投資とは異なり、売却益に対する税金がかからないのが大きなメリットです。
例えば1,500円で売却できた場合、
1,500円-1,127円=373円
1株あたり373円の利益。
100株なら、
37,300円
の利益になります。
NISAなので、この売却益に通常の約20%の税金がかからない点はありがたいところです。
⚠️ ただし、TOBが決まったわけではない
ここは非常に重要です。
現在は、
「壱番屋が非公開化されることが決まった」
わけではありません。
あくまでも、
ハウス食品グループが売却を検討している
という段階です。
今後、
- 売却先が決まる
- TOBが実施される
- TOB価格が発表される
- 非公開化が決まる
という可能性があります。
一方で、交渉がまとまらず、売却自体が白紙になる可能性もあります。
もし売却・買収期待がなくなれば、現在の株価に含まれている「TOBプレミアム」が剥がれ、株価が下落する可能性もあります。
🎯 私は今のところ100株を保有継続
現在の取得価格は1,127円。
今日の株価は1,105円なので、含み損はわずか2,200円です。
ここで売却して損失を確定させるより、
「TOBの正式発表があるかどうかを見守る」
という判断をしています。
もちろん、TOBが決まると断言しているわけではありません。
あくまでも、
2,200円の損失を確定するか、TOBによる上昇の可能性を残すか
という選択です。
100株だけなので、ポートフォリオ全体への影響も大きくありません。
さらにCoCo壱番屋の株主優待もあります。
そのため、現時点では、
「100株はそのまま保有して、今後の発表を待つ」
というのが私の考えです。
🍛 壱番屋株は今後どうなる?
今後の最大の注目ポイントは、
「TOB価格はいくらになるのか?」
です。
例えば、
TOB価格1,200円
現在の1,105円から考えると、上昇余地は約8.6%。
100株なら利益は7,300円です。
TOB価格1,500円
現在の株価から約35.7%上昇。
取得価格1,127円からは、
+37,300円
になります。
TOB価格2,000円
取得価格からは、
+87,300円
です。
もちろん、これはあくまでもシミュレーションです。
実際のTOB価格がいくらになるのかは、正式発表を待つ必要があります。
まとめ
今回の壱番屋の株価上昇は、単純にCoCo壱番屋の業績が急激に良くなったからというより、
ハウス食品グループによる壱番屋株の売却検討
そして、
TOB・非公開化への期待
が大きな要因になっています。
私は壱番屋をNISAで100株、1,127円で保有しています。
今日の株価1,105円では、
▲2,200円
の状態です。
今のところは、この程度の損失なら慌てて売却せず、TOBの正式発表など今後の動きを見守るつもりです。
壱番屋はもともと株主優待を楽しめる銘柄なので、TOBが実現しなかったとしても、長期保有という選択肢があります。
ただし、今後TOBが正式発表された場合は、
「TOB価格はいくらなのか」
を確認して、売却するのか、そのまま手続きを進めるのかを改めて考えたいと思います。
今回の壱番屋株は、私にとって、
「優待目的で買った株が、思わぬTOB期待銘柄になった」
という、なかなか面白い投資経験になりそうです。
今後も壱番屋の動きに注目していきたいと思います。


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