オンコリスバイオファーマは2万円になる?4,810円から5,000円・7,500円・1万円・2万円をシミュレーション

個別株

こんにちは。

今回は、私が注目しているバイオ株のひとつ、**オンコリスバイオファーマ(4588)**について考えてみます。

オンコリスは2026年8月28日、ストップ高となる4,810円で取引を終えました。

短期間で株価が大きく上昇しているだけに、

「ここからさらに上がるの?」

「5,000円、7,500円、1万円はある?」

「さすがに2万円は無理なのでは?」

と気になるところです。

そこで今回は、現在の発行済株式数をもとに、株価が5,000円・7,500円・1万円・2万円になった場合の時価総額を計算し、それぞれの株価がどの程度現実的なのかを考えてみます。

※この記事は個人的な投資判断を整理したものであり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。


オンコリスバイオファーマとは?

オンコリスバイオファーマは、がん領域を中心に医薬品の研究・開発を行っているバイオベンチャーです。

これまでのオンコリスは「新薬が承認されるかどうか」が株価を大きく左右する典型的なバイオ株でした。

しかし2026年、大きな転換点を迎えています。

主力の**OBP-301(テロメライシン)**について、製造販売承認を取得。

その後、薬価収載を経て、2026年8月には実際に販売が開始されました。

つまり、

研究・開発

治験

承認

薬価収載

販売開始

という長い道のりを、一つの大きな区切りまで進んだことになります。

これはオンコリスにとって非常に大きな変化です。


8月28日にストップ高!株価4,810円へ

2026年8月28日、オンコリスの株価は前日比700円高の4,810円まで上昇し、ストップ高となりました。

今回の株価上昇では、テロメライシンの販売開始だけでなく、もう一つの重要なパイプラインであるOBP-601への期待も大きな材料になっています。

OBP-601は、神経変性疾患などを対象として開発が進められている薬剤です。

今回、その臨床試験データが海外医学誌に掲載されたことも材料視されました。

オンコリスには、

  • OBP-301(テロメライシン)
  • OBP-601
  • OBP-702

など複数の開発品があります。

そのため現在のオンコリスは、

「テロメライシンだけの会社」

ではなく、

「販売開始された主力製品+将来の大型パイプラインを持つ会社」

として評価され始めている可能性があります。


株価5,000円になったら時価総額はいくら?

現在の発行済株式数を約2,946万株として計算してみます。

株価想定時価総額4,810円から
4,810円約1,417億円
5,000円約1,473億円+4.0%
7,500円約2,210億円+55.9%
10,000円約2,947億円+107.9%
20,000円約5,893億円+315.8%

※発行済株式数が変わらない単純計算です。

こうして見ると、株価2万円はかなり大きな企業価値が必要になることが分かります。


5,000円は十分現実的?

まず5,000円。

これは4,810円からわずか190円なので、今の株価水準から考えれば十分射程圏内です。

5,000円になった場合の時価総額は約1,473億円。

現在から約4%の上昇で到達します。

今回のストップ高を考えれば、

5,000円に到達すること自体は、それほど難しい水準ではない

と考えています。

ただし重要なのは、5,000円に一度到達することではありません。

5,000円台を維持できるだけの実績を作れるか

がポイントです。


7,500円はどうか?

次に7,500円。

4,810円から約56%上昇する必要があります。

時価総額は約2,210億円です。

ここからは簡単ではありません。

市場から、

「オンコリスは2,000億円を超える価値がある」

と評価される必要があります。

ただし、私は7,500円は十分に可能性のある株価だと考えています。

その理由は、テロメライシンの販売開始だけではありません。

今後、

  • テロメライシンの売上拡大
  • 適応拡大
  • 海外展開
  • 販売提携
  • OBP-601の開発進展
  • マイルストーン収入

などが続けば、企業価値が現在より大きくなる可能性があります。

そのため、

7,500円=強気シナリオ

ではありますが、

「夢物語」とまでは言えない

と考えています。


株価1万円なら時価総額は約3,000億円

個人的に一番気になるのが、この1万円です。

株価1万円になると、時価総額は約2,947億円

つまり約3,000億円企業です。

現在の約1,417億円から考えると、企業価値が約2倍になる必要があります。

これは簡単ではありません。

テロメライシンが発売されたからといって、それだけで1万円になるとは考えにくいでしょう。

なぜなら、重要なのは「承認されたこと」ではなく、

実際にどれだけ売れるのか

だからです。


1万円にはOBP-601が重要?

そこで注目したいのがOBP-601です。

もし今後、

OBP-601の臨床試験が順調に進む

大型製薬会社との提携

大型マイルストーン

世界的な開発へ

という流れになれば、オンコリスの評価は大きく変わる可能性があります。

そうなれば、

「テロメライシンを販売する会社」

から、

「複数の大型パイプラインを持つ創薬企業」

へ評価が変わる可能性があります。

このシナリオなら、時価総額3,000億円も十分に検討できる水準になってきます。

そのため、

株価1万円

現実性:★★★☆☆

と考えています。

「十分可能性はあるが、かなり強い材料が必要」という位置づけです。


では、2万円は?

最後に株価2万円です。

2万円になった場合、

時価総額は約5,893億円

になります。

現在の約1,417億円と比較すると、約4.2倍です。

これはかなり高いハードルです。

テロメライシンが順調に売れるだけでは、2万円は難しいでしょう。

私が考える2万円シナリオは、

  • テロメライシンが国内で大成功
  • 適応拡大
  • 海外展開
  • OBP-601が大型新薬候補へ成長
  • 大手製薬会社との大型提携
  • OBP-702など次世代パイプラインも進展

といった複数の成功が重なるケースです。

つまり、

超強気シナリオ

です。


オンコリスの株価シミュレーション

私なりに整理すると、以下のようになります。

株価時価総額現実性
5,000円約1,473億円★★★★★
7,500円約2,210億円★★★★☆
10,000円約2,947億円★★★☆☆
20,000円約5,893億円★★☆☆☆

もちろん、これは将来株価を予想するものではありません。

あくまで現在の材料から考えた「シナリオ」です。


私が一番注目しているのは7,500円

4つの株価を比較すると、私が最も現実的な強気シナリオとして注目しているのは7,500円です。

5,000円は現在の勢いを考えれば十分届く可能性があります。

一方、1万円になるには、テロメライシンの販売実績に加えて、OBP-601などの大きな進展が欲しいところです。

2万円になると、複数の大型成功が必要になります。

その中間にある7,500円は、

「オンコリスが現在より一段上の企業として評価される」

ことで十分見えてくる水準だと思います。


100株持っていたらどうなる?

例えば4,810円で100株購入したとします。

投資金額は、

481,000円

です。

これが将来どうなるかを計算してみます。

株価100株の評価額損益
5,000円500,000円+19,000円
7,500円750,000円+269,000円
10,000円1,000,000円+519,000円
20,000円2,000,000円+1,519,000円

2万円になれば、約48万円の投資が200万円になります。

一方、3,000円まで下落すれば30万円なので、約18万円の含み損になります。

これがオンコリスのようなバイオ株の怖さでもあり、魅力でもあります。


オンコリスは「夢枠」として考えたい

私自身、オンコリスのような銘柄は、安定した配当株とは別物として考えています。

配当株の場合、

配当金を受け取りながら長期保有する

という戦略ができます。

一方、オンコリスは、

新薬の成功による企業価値の大幅な上昇を狙う

タイプの投資です。

そのため、ポートフォリオの中心にするよりも、

「大化けする可能性のある夢枠」

として少額を保有するほうが、自分には合っていると感じます。


まとめ

今回のストップ高で、オンコリスは一気に注目度が高まりました。

しかし、ここから重要なのは「ストップ高になったこと」ではありません。

本当に重要なのは、

テロメライシンがどれだけ売れるのか

そして、

OBP-601が将来どこまで成長するのか

です。

現在の4,810円を基準に考えると、

5,000円:かなり現実的

7,500円:強気だが十分狙える

1万円:大型材料が必要

2万円:超強気シナリオ

というのが、現時点での私の考えです。

特に今後は、テロメライシンの販売実績や会社から発表される開発進捗をしっかり確認していきたいと思います。

オンコリスはまだまだ値動きの激しい銘柄ですが、もし複数のパイプラインが成功すれば、現在の株価からさらに大きく成長する可能性もあります。

果たしてオンコリスは1万円、そして2万円まで到達するのか。

今後の展開を楽しみに見守りたいと思います。

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