はじめに
人気YouTuberのヒカルさんとハンバーガー専門店「BRISK STAND(ブリスクスタンド)」のコラボレーションが、再び話題になっています。
2026年5月に販売された第1弾のコラボ商品「ONI BURGER」は、約1か月で1万食を販売。大きな反響を受け、販売期間が延長されるほどの人気となりました。
そして2026年9月16日からは、第2弾となる「ONI BURGERてりやき月見」が期間限定で登場しています。
第1弾で実績を残したコラボ企画は、第2弾でも成功するのでしょうか。
今回は、BRISK STANDとヒカルさんのコラボについて紹介するとともに、インフルエンサーの発信力が企業の売上や利益に与える影響を投資家目線で考察します。
株式投資では、話題になっている企業や商品を見つけることも大切ですが、その話題が実際の利益につながるかどうかを考えることも重要です。
今回の事例から、企業の成長性を見極めるヒントを探っていきます。
1.ヒカル×BRISK STANDのコラボ第2弾が登場!
今回コラボを実施しているのは、ハンバーガー専門店のBRISK STANDです。
2026年9月16日から10月31日までの期間限定で、「ONI BURGERてりやき月見」を販売しています。
第1弾のONI BURGERが好評だったことを受け、秋らしい月見の要素を取り入れた新商品として開発されました。
第2弾「ONI BURGERてりやき月見」の概要
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 商品名 | ONI BURGERてりやき月見 |
| コラボ相手 | YouTuber・ヒカルさん |
| 販売開始日 | 2026年9月16日 |
| 販売終了日 | 2026年10月31日 |
| シングルパティ | 1,950円(税込) |
| ダブルパティ | 2,800円(税込) |
| 販売店舗 | BRISK STAND全店舗 |
※価格や販売期間は公式発表に基づきます。店舗の営業状況などによって販売内容が変更される場合があります。
どんなハンバーガーなのか?
今回の商品は、BRISK STANDの看板メニュー「切ったやつ」をベースにしています。
完成したハンバーガーを半分に切り、その断面を熱々の鉄板で二度焼きするのが特徴です。
そこに自家製てりやきソースとマヨネーズを合わせ、とろりとした目玉焼きをトッピングしています。
国産牛100%のパティを使用し、見た目のインパクトだけでなく、味にもこだわった商品です。
価格はシングルでも1,950円と、一般的なファストフードのハンバーガーと比べると高めです。
しかし、素材や調理方法へのこだわりに加え、ヒカルさんとのコラボという付加価値があります。
消費者が単に食事をするためだけでなく、話題の商品を体験するために購入する可能性もあるでしょう。
このように、商品の魅力とインフルエンサーの発信力を組み合わせることが、今回のコラボの特徴です。
2.第1弾は約1か月で1万食を販売!
今回の第2弾を考えるうえで、まず確認しておきたいのが第1弾の販売実績です。
BRISK STANDが2026年6月に公表した情報によると、第1弾のONI BURGERは累計販売数が1万食を突破しました。
当初は5月末までの販売予定でしたが、好評を受けて6月末まで販売期間が延長されています。
また、9月の第2弾に関する公式発表では、一部店舗でコラボ開始前の前月と比較して売上が200%を超えたケースも紹介されています。
この実績から、今回のコラボが単なる話題づくりにとどまらず、実際の販売につながったことがうかがえます。
なぜ、ここまで反響があったのか?
考えられる理由は、大きく3つあります。
① ヒカルさんの知名度と発信力
人気YouTuberとのコラボは、普段その店舗を知らない人にも商品を知ってもらうきっかけになります。
動画やSNSで商品が紹介されれば、従来の広告とは異なる形で情報が広がる可能性があります。
② 商品そのものの魅力
今回のコラボは、ヒカルさんの名前を商品につけただけではありません。
BRISK STANDの看板メニューをベースに、味や見た目にも工夫を加えています。
話題性に加えて、実際に食べてみたいと思わせる商品づくりも重要だったと考えられます。
③ 期間限定という希少性
販売期間が限られていると、「今のうちに食べておきたい」という気持ちが生まれることがあります。
さらに、販売終了後も再販を望む声が寄せられたことが、第2弾の開発につながりました。
このように、知名度、商品力、期間限定という要素が組み合わさったことが、第1弾の反響につながった可能性があります。
ただし、売上の増加がすべてヒカルさんとのコラボによるものなのか、ほかの要因がどの程度影響したのかまでは、公表情報だけでは判断できません。
3.第2弾も成功する?投資家として注目したいポイント
第1弾で大きな反響があったからといって、第2弾も必ず成功するとは限りません。
今回の第2弾は、2026年10月31日までの期間限定販売です。
執筆時点では販売終了前のため、第2弾の最終販売数や売上実績はまだ確認できていません。
ここで投資家として注目したいのは、次の3点です。
① 第1弾と同じような集客効果が得られるか
第1弾を購入した人の中には、ヒカルさんのファンだけでなく、商品そのものに興味を持った人もいたと考えられます。
第2弾では、そうした顧客が再び来店するかどうかも重要です。
また、第1弾を知らなかった人が、第2弾をきっかけに新たに来店する可能性もあります。
第2弾の販売数や店舗への来客数が公表されれば、コラボ効果がどの程度続いているのかを考える材料になります。
② 価格に見合う価値を提供できるか
今回の商品は、シングルパティで1,950円、ダブルパティで2,800円です。
価格が高い商品でも、顧客がその価値を感じれば購入につながります。
一方、話題性だけで購入された場合、次回も同じように売れるとは限りません。
継続的な売上を生み出すには、商品の品質や満足度を通じて、顧客に再び選んでもらうことが重要です。
③ コラボによって利益が増えているか
ここが、投資家として最も注目したいポイントです。
商品が1万食売れたとしても、その数字だけでは利益がどれだけ増えたのかは分かりません。
売上から原材料費、人件費、店舗運営費、販促費などを差し引く必要があるからです。
さらに、コラボ商品の販売によって通常メニューの注文が増えたのか、それとも通常メニューから注文が置き換わったのかによっても、利益への影響は変わります。
販売数の多さだけでなく、最終的にどれだけ利益が残ったのかを見ることが重要です。
4.BRISK STANDは上場企業なのか?
ここで、株式投資との関係を整理しておきましょう。
BRISK STANDを運営する株式会社BRISK STANDは、今回確認した情報では上場企業ではありません。
そのため、一般の個人投資家が証券取引所で同社の株式を購入するという形で、今回のコラボに直接投資することはできません。
では、今回の話題は投資ブログに向いていないのでしょうか。
私は、そうは思いません。
株式投資では、上場企業の決算や株価だけでなく、さまざまな企業のビジネスモデルを分析することも役立ちます。
例えば、今回の事例からは次のようなテーマを考えられます。
- インフルエンサーを活用したマーケティング
- 飲食店の集客戦略
- 期間限定商品の販売効果
- 顧客のリピート率を高める方法
- 売上高と利益の違い
こうした考え方は、外食企業や広告関連企業など、上場企業の分析にも応用できます。
特定の企業の株式を直接購入できなくても、投資判断に役立つ視点を学ぶことはできるのです。
5.インフルエンサーマーケティングに注目したい上場企業
今回の事例をきっかけに、インフルエンサーやSNSを活用したマーケティングに関連する上場企業にも目を向けてみます。
ただし、BRISK STANDとの直接的な資本関係や、今回のコラボによる業績への影響が確認できているという意味ではありません。
あくまで、関連する事業領域を研究するための候補です。
サイバーエージェント(4751)
インターネット広告やメディア、ゲームなどを展開する企業です。
企業がインターネット広告を通じて商品やサービスを広める仕組みを考えるうえで、研究対象になります。
インターネット広告市場の動向や広告事業の業績を確認すると、企業のマーケティング活動がどのようなビジネスにつながるのかを学べます。
ジェイドグループ(3558)
ファッション通販サイト「ロコンド」などを運営する企業です。
ヒカルさんとの過去のコラボ商品が大きな話題になったことから、インフルエンサーを活用した商品販売を考える際の参考になります。
今回のBRISK STANDとのコラボとは別の事例ですが、知名度のある人物との協業が商品販売にどのような影響を与えるのかを比較する材料になります。
投資判断では業績の確認が必要
これらの企業に投資する場合、話題性だけで判断するのは避けたいところです。
広告市場の成長率、売上高、営業利益、利益率、株価水準などを確認し、企業全体の成長性を評価する必要があります。
今回のBRISK STANDのコラボが、これらの上場企業の業績に直接影響することを示す情報は確認できていません。
あくまで、関連するビジネスモデルを理解するための研究対象として考えるのが適切です。
6.今回の事例から学べる投資の教訓
今回のヒカルさんとBRISK STANDのコラボから、私は3つのポイントが重要だと考えています。
話題性は集客のきっかけになる
人気YouTuberとのコラボは、短期間で多くの人に商品を知ってもらう手段になり得ます。
特に、普段はその店舗を利用しない人に来店してもらえる可能性がある点は、企業にとって魅力的です。
ただし、認知度が高まることと、利益が増えることは別です。
商品力がなければ継続的な成長は難しい
話題性だけで購入された商品は、一時的に売れても、その後のリピート購入につながらない可能性があります。
長期的に成長するには、顧客に満足してもらい、再び利用したいと思ってもらうことが重要です。
これは飲食店に限らず、さまざまな企業に共通する考え方です。
数字を確認してから評価する
今回、第1弾では約1万食という具体的な販売実績が公表されています。
一方、第2弾については、最終的な販売数や利益への影響がまだ分かっていません。
第1弾の実績を参考にしつつ、第2弾の結果が公表されるかどうかを確認することが大切です。
投資では、期待だけで判断するのではなく、実際の数字を積み重ねて評価する姿勢が重要だと考えます。
まとめ:ヒカルの発信力は企業の成長につながるのか?
今回は、ヒカルさんとBRISK STANDのコラボ第2弾について、投資家目線で考察しました。
第1弾のONI BURGERは約1か月で1万食を販売し、販売期間の延長につながるほどの反響がありました。
そして第2弾では、秋限定の「ONI BURGERてりやき月見」が登場しています。
今回の事例から分かるのは、人気インフルエンサーとのコラボが、企業の商品を知ってもらい、実際の購入につなげる手段になり得るということです。
しかし、販売数が伸びたからといって、必ずしも利益が大きく増えるとは限りません。
また、第1弾が成功したからといって、第2弾も同じような成果を残せるとは限りません。
投資家としては、話題性だけでなく、販売実績や利益への影響、継続的な顧客獲得につながっているかを確認したいところです。
今回の第2弾は2026年10月31日までの期間限定販売です。販売終了後に実績が公表されれば、第1弾との比較を通じて、インフルエンサーマーケティングの効果をさらに考察できるでしょう。
今後も、身近なニュースの中から企業のビジネスモデルや成長性を考えるヒントを探していきたいと思います。
※本記事は情報提供を目的としたものであり、特定の銘柄の売買を推奨するものではありません。株式投資には元本割れのリスクがあります。


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