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ヒカルの27時間生配信を投資家目線で分析!GMO・ソフトバンク関連企業とリーボックコラボの販売状況

成長株・テーマ株

2026年10月23日から24日にかけて、人気YouTuberのヒカルさんが、堀江貴文さん、桑田龍征さん、林尚弘さんらとともに、27時間にわたる大型生配信企画「27時間生配信―伝説、再び―」を実施しました。

今回の配信では、さまざまな企画に加え、企業の商品やサービスを紹介する販促企画も行われました。

配信の舞台となったのは、GMOサムライスタジオ 用賀です。また、ソフトバンクグループにつながるオッズ・パークも企画に参加しました。

さらに注目したいのが、ヒカルさんのブランド「ReZARD」とスポーツブランド「Reebok(リーボック)」のコラボシューズです。

今回の配信では商品の販促が行われましたが、販売に必要な購入数に対して、現時点では約半分程度しか到達していない状況です。

過去にはヒカルさんとロコンドのコラボ商品が大きな売上を記録したこともあり、今回の状況は興味深い事例といえます。

今回は、27時間生配信に関係する企業と投資とのつながりを整理しながら、インフルエンサーの発信力が企業の売上や株価に与える影響について考えていきます。

※本記事は2026年10月25日時点の情報をもとにした考察です。販売目標の進捗については、公開されている情報の更新状況に注意してご覧ください。

1.ヒカルの27時間生配信に企業が参加

今回の生配信は、単なるYouTubeの大型企画ではありません。

企業が自社の商品やサービスを紹介し、新たな顧客との接点をつくる場としても活用されました。

主な注目企業は次のとおりです。

企業・ブランド関連する内容投資家としての注目点
GMOインターネットグループ配信スタジオを運営する企業グループとのつながり動画制作・配信関連事業
オッズ・パーク競輪の予想企画やキャンペーンオンラインサービスの顧客獲得
SWALLOW電動モビリティの紹介新しい移動手段の市場開拓
ReZARD×Reebokコラボシューズの販促インフルエンサーを活用した商品販売

それぞれ事業内容は異なりますが、共通しているのは、動画配信を通じて商品の認知度を高め、購買やサービス利用につなげようとしている点です。

ただし、配信に参加したことと、実際に売上や利益が増えたことは別の話です。

企業の取り組みを評価する際には、企画の話題性だけでなく、その後の販売実績や業績への影響も確認する必要があります。

2.GMOインターネットグループと動画配信ビジネス

今回の27時間生配信は、GMOサムライスタジオ 用賀から実施されました。

GMOサムライコンテンツスタジオは、GMOインターネットグループとサムライパートナーズが出資する企業です。

GMOインターネットグループは、インターネットインフラや広告・メディアなど、幅広い事業を展開しています。

動画配信の拡大によって、撮影スタジオや映像制作、ライブ配信設備などの需要が生まれる可能性があります。

企業の公式配信、商品発表会、オンラインイベントなど、動画を活用する場面はさまざまです。

今回のような大型生配信も、動画制作・配信関連事業の活用事例の一つと考えられます。

投資家として注目したいこと

動画配信市場が拡大すれば、制作設備や配信環境を提供する企業に事業機会が生まれる可能性があります。

一方で、今回の27時間生配信によってGMOインターネットグループの売上や利益がどれだけ増えたのかは、公表情報からは確認できません。

そのため、今回の企画だけを理由に株価上昇を期待するのではなく、動画関連事業の成長性や会社全体の業績を確認することが重要です。

3.オッズ・パークとソフトバンクのつながり

今回の配信では、公営競技のインターネット投票サービス「オッズ・パーク」も企画を実施しました。

ヒカルさんらが競輪のレースを予想する企画を通じて、サービスやキャンペーンを紹介しています。

ここで注目したいのは、オッズ・パークとソフトバンクの資本関係です。

オッズ・パークを運営するオッズ・パーク株式会社は、SBプレイヤーズ株式会社の子会社です。そして、SBプレイヤーズはソフトバンク株式会社の完全子会社となっています。

つまり、今回の企画に参加したサービスは、上場企業であるソフトバンクと資本面でつながっています。

インフルエンサーを活用するメリット

企業が人気YouTuberとコラボするメリットの一つは、これまでサービスを知らなかった人に認知してもらえることです。

例えば、従来の広告では届きにくかった視聴者にも、配信を通じてサービスの存在を知ってもらえる可能性があります。

ただし、視聴者が増えることと、新規利用者が増えることは同じではありません。

投資家としては、キャンペーン後の新規登録者数や継続利用率、広告宣伝費に対する効果などを確認したいところです。

なお、今回の企画によるオッズ・パークやソフトバンクの業績への具体的な影響は、現時点では確認できていません。

4.注目のReZARD×Reebokコラボシューズ

今回の配信で、特に投資家目線で注目したいのが、ヒカルさんのブランド「ReZARD」とリーボックのコラボシューズです。

ヒカルさんとファッション通販事業のジェイドグループとの協業には、過去に大きな販売実績があります。

2020年には、ReZARDとロコンドのコラボシューズが大きな話題となりました。

当時の報道では、初回コラボ商品は発売から約1週間で約6億円を売り上げたとされています。

また、第2弾の商品も販売開始から約4時間半で1億円近くを売り上げたと報じられました。

こうした実績を振り返ると、ヒカルさんの発信力が商品販売に大きな影響を与えた事例があったことは確かです。

だからこそ、今回のリーボックとのコラボにも期待が集まります。

しかし、今回は過去の成功事例とは異なる状況が見られます。

販売に必要な購入数に対して約半分

今回の27時間生配信では、ReZARDとリーボックのコラボシューズについても販促が行われました。

一方、現時点では、販売を実現するために必要な購入数に対して、到達状況は約半分程度にとどまっています。

この状況から考えられるのは、ヒカルさんの知名度や配信の視聴者数が、そのまま商品の購入数につながるわけではないということです。

ただし、現時点の進捗だけで、今回のコラボが失敗だったと判断するのは早計です。

購入数は今後増える可能性がありますし、商品の販売条件や購入を決断するまでの期間によっても結果は変わります。

また、販売に必要な購入数の設定や、集計対象となる注文の条件なども確認する必要があります。

そのため、約半分という数字は現時点の状況として捉え、最終的な販売結果と区別して考えることが重要です。

5.なぜ過去の成功が今回も再現されるとは限らないのか?

今回の状況を考えるうえで、いくつかのポイントがあります。

① 視聴者数と購入者数は違う

YouTubeで多くの人が配信を視聴していても、その全員が商品を購入するわけではありません。

視聴者の中には、ヒカルさんの企画や出演者のトークを楽しみにしている人もいます。

また、商品に興味を持ったとしても、価格やデザイン、用途などが自分に合わなければ購入しないでしょう。

つまり、配信の視聴者数は商品の販売力を考えるうえで重要な要素ですが、それだけで購入数を予測することはできません。

② 商品そのものの魅力が重要

インフルエンサーとのコラボでは、知名度や話題性が商品の認知度を高める効果が期待できます。

しかし、最終的に購入するかどうかは、商品の魅力にも左右されます。

例えば、デザインが好みに合うか、価格に納得できるか、普段使いできるか、履き心地に期待できるかといった点です。

ファンであっても、すべての商品を購入するわけではありません。

反対に、ファンではなくても商品そのものに魅力を感じれば購入する人はいるでしょう。

今回の状況は、インフルエンサーの知名度と商品そのものの競争力を分けて考える必要性を示しているといえます。

③ 過去の成功が期待値を高めている可能性

2020年のヒカルさんとロコンドのコラボは、大きな販売実績を残しました。

そのため、今回も同じような成果を期待する人がいるかもしれません。

しかし、過去に成功した企画であっても、商品や販売条件、顧客の需要が違えば結果は変わります。

企業分析でも、過去にヒット商品を生み出した会社だからといって、次の商品も必ず成功するとは限りません。

大切なのは、過去の実績を参考にしつつ、今回の商品の販売状況を改めて確認することです。

6.ジェイドグループの株価への影響は?

今回のコラボを投資の視点から見るなら、ジェイドグループの業績への影響も気になるところです。

ジェイドグループは、ファッション通販サイト「ロコンド」などを運営する企業です。

ヒカルさんとの過去のコラボでは、商品販売が大きな話題となり、株価にも反応が見られました。

ただし、今回のコラボ商品の販売状況だけで、ジェイドグループの今後の株価を予測することはできません。

投資家として確認したいのは、次の3点です。

① 最終的な購入数と販売実績

まずは、販売に必要な購入数を達成できるのか、その後どの程度の注文が集まるのかを確認したいところです。

販売目標を達成した場合でも、過去のコラボと同じ規模の売上になるとは限りません。

② 売上高だけでなく利益も確認する

商品が売れたとしても、その売上高がそのまま企業の利益になるわけではありません。

商品の原価や販売費用などを差し引いたうえで、どれだけ利益が残るかが重要です。

③ 会社全体の業績と株価を確認する

コラボ商品の販売は、ジェイドグループの事業の一部です。

会社全体の業績や今後の成長見通し、株価に織り込まれている期待なども考慮する必要があります。

今回のコラボが成功したとしても、それだけで株価上昇が保証されるわけではありません。

逆に、購入数の進捗が想定を下回っていたとしても、それだけで会社全体の業績が悪化すると決めつけることもできません。

一つの商品だけでなく、企業全体を見ることが大切です。

7.今回の事例から学べる投資の教訓

今回の27時間生配信とコラボ商品の販売状況から、私は3つの教訓が得られると考えています。

話題性と収益性は別物

大きな話題になった商品でも、必ずしも高い利益が得られるとは限りません。

注目度が高いことと、企業に利益が残ることは分けて考える必要があります。

過去の成功だけで将来を判断しない

以前に大きな売上を記録したコラボでも、次の商品が同じように売れるとは限りません。

投資先企業の過去の実績を評価しながらも、現在の状況を確認する姿勢が大切です。

結果が出るまで数字を追いかける

今回のリーボックとのコラボは、現時点では販売に必要な購入数の約半分にとどまっています。

今後、購入数が増えるのか、最終的に販売が実現するのか、そして企業の売上や利益にどのような影響が出るのか。

こうした変化を継続して確認することで、ニュースを投資判断に役立つ情報へと発展させられます。

まとめ:ヒカルの発信力だけでは商品は売れない?

今回の27時間生配信には、GMOインターネットグループやソフトバンクにつながる企業、電動モビリティ企業など、さまざまな企業が参加しました。

企業にとって、大規模な配信は商品やサービスを知ってもらう機会になります。

一方、今回注目したいのは、ReZARDとリーボックのコラボシューズです。

過去にはヒカルさんとロコンドのコラボ商品が大きな販売実績を残しましたが、今回は販売に必要な購入数に対して、現時点で約半分程度という状況です。

この違いは、インフルエンサーの発信力が強力な販促手段である一方、商品が売れるかどうかは知名度だけでは決まらないことを示しています。

価格、デザイン、商品の魅力、購入する理由など、さまざまな要素が関係していると考えられます。

投資家としても、話題になっている企業や商品を見つけたときには、知名度や期待感だけで判断せず、実際の販売実績や利益への影響を確認したいところです。

今回のコラボシューズが最終的に販売目標を達成するのか。そして、ジェイドグループの事業にどのような影響を与えるのか。

今後の動向にも注目していきたいと思います。

※本記事は情報提供を目的とした個人的な考察であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。株式投資には元本割れのリスクがあります。

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