最近の相場を見ていて、不思議に思ったことがあります。
ニュースでは、
「日経平均が大幅下落!」
「半導体株が急落!」
と騒がれているのに、私の保有株の評価額はむしろ増えていました。
保有しているのは主に高配当株や商社株です。
- KDDI
- JT
- オリックス
- イオン
- 五大商社
などを中心に保有しています。
なぜ日経平均が下がっているのに資産が増えたのでしょうか?
その答えは「TOPIX」にありました。
日経平均は日本株全体を表していない
多くの投資家は日経平均を見ています。
しかし実は、日経平均は日本市場全体を正確に表しているわけではありません。
日経平均は東証プライム市場の225銘柄で構成されており、株価の高い銘柄ほど指数への影響が大きくなります。
そのため、
- 東京エレクトロン
- アドバンテスト
- ソフトバンクグループ
などの値がさ株が大きく下落すると、日経平均も大きく下落します。
つまり、
半導体株が下がる=日経平均が大きく下がる
という構造になっているのです。
今回の下落の主役は半導体株
最近の市場では、AI関連株や半導体株が急激に売られました。
AIブームによって急騰していた銘柄に利益確定売りが集中したためです。
その結果、
- 日経平均は大きく下落
- 半導体株は急落
という状況になりました。
しかし、日本市場全体が同じように下がったわけではありません。
TOPIXとは何か?
TOPIX(東証株価指数)は東証プライム市場のほぼ全銘柄を対象にした指数です。
日経平均と違い、時価総額をベースに計算されます。
そのため、
- 商社
- 銀行
- 通信
- 保険
- インフラ
など幅広い企業の動きを反映しています。
簡単に言えば、
日経平均は一部の人気銘柄の成績表
TOPIXは日本株全体の成績表
と考えるとわかりやすいでしょう。
私の資産が増えた理由
私の保有銘柄は半導体株ではなく、
- KDDI
- JT
- オリックス
- イオン
- 商社株
といった高配当・バリュー株が中心です。
今回の相場では、
AI・半導体株から資金が流出し、
- 商社株
- 金融株
- 通信株
- 高配当株
へ資金が移動した可能性があります。
これを「セクターローテーション(資金循環)」と呼びます。
つまり、
半導体株は下落したものの、
私が保有している銘柄は買われたため、
日経平均が下がっているのに資産は増えたのです。
日経平均だけを見ると勘違いする
投資を始めた頃は、
日経平均が上がれば自分の資産も増える
と思っていました。
しかし実際には、
保有銘柄によって結果は大きく異なります。
今回のように、
- 日経平均は暴落
- 自分の資産は増加
ということも十分あり得ます。
逆に、
日経平均が最高値を更新しているのに、
自分の資産は横ばいということもあります。
長期投資家として大切なこと
私のように高配当株を中心に運用している投資家にとって重要なのは、
日経平均の上下よりも、
- 配当金が増えているか
- 保有企業の業績が安定しているか
- 長期的に資産が成長しているか
です。
短期的な指数の動きに一喜一憂するよりも、
自分のポートフォリオがどう動いているのかを確認する方が重要だと改めて感じました。
まとめ
今回の相場で学んだことは、
「日経平均=自分の資産ではない」
ということです。
半導体株が大きく売られれば日経平均は下がります。
しかし、高配当株や商社株に資金が向かえば、保有資産は増えることもあります。
これからは日経平均だけでなく、TOPIXにも注目しながら市場を見ていきたいと思います。
市場全体の動きと自分の資産の動きの違いを理解することで、より冷静に長期投資を続けられるのではないでしょうか。


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